と言っても我が家の赤字ではなくJR北海道の赤字です。先月の末に2014年度の収支が公表(下表)されましたが、惨憺たるもの。この広い広い北海道、点と点を繋ぐようように走る地方交通線がモータリゼーションの流れの中でどう転んでも黒字になるわけがないと思うのです。
私が午後帯に乗る釧路発芽室(帯広の少し先です)行普通列車など釧路を出る時はそれなりに乗ってっているかなと思っても三駅目まででほとんどの方が下車してガラガラ、私が降りる時は誰もいないという時もあります。もう完全赤字!悲しいほど悩むのです。
このままだと普通列車が走らない釧路と札幌をつなぐ特急のためのただの線路になってしまう、のでないか。ほんとうにそう思います。
ゆっくりした時間の流れだとか、駅が町の中心にある安心感だとか、列車が走る音や景色からの癒やしみたいなものに道民が気づかないといけないのではないかと勝手に考える最近です。でも、早い、便利が第一の時代に誰もまともには考えないでしょうね。
ということで、昨年末から折々にスマホカメラで写した列車と駅の写真からです。
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